ドキュメンタリー
食べられるってすばらしい!
舌がんで舌を切除。栄養補助食品も活用して
食べられるもの・楽しめる食を模索中
今泉奈緒美さん
佐賀県出身。税理士事務所に勤務。2021年5月に舌がんが見つかり、手術、抗がん剤治療、放射線治療を受ける。
舌切除の結果、食べられるものが限られるように。
3年前、ステージ4の舌がんが発覚した今泉さんは、舌の4分の3を切除する手術に加え、放射線治療、抗がん剤治療を受けました。治療後は食べものを喉に送りこむことが難しくなり、以前のようには食べられなくなりました。
術後は食べられるものが激減、以前と同じ生活には戻れないという現実に打ちのめされました。治療で味覚がなくなるかもしれないことも怖かったという今泉さん。味覚を正常に保つ働きがある亜鉛と、不足する栄養素をまとめて摂取できるものはないか、必死でインターネットで調べました。結果、亜鉛、ビタミン・ミネラル入りの栄養補助飲料を発見。その飲料は病院でも提供されており、栄養士からも勧められて摂取を始めました。
退院後はおかゆなど限られたものしか食べられませんでしたが、少しずつ調理に工夫をしてもらえる店を見つけて外食を楽しめるように。栄養補助用の飲料やゼリーを1日1回は必ず摂取し、不足する栄養を補うことが精神的な安心にもつながっています。こうした工夫を重ね、仕事だけでなくスポーツ観戦にも復帰することができました。
「今も食事に困ることはありますが、自分なりの方法を見いだせてきたところです。これからもっと食べられるものを増やしていきたいですね。」(今泉さん)
今泉さんが 食べられる喜びを取り戻すまで
40代半ばで舌がんに
舌の4分の3を切除、治療後は食事が一変
栄養不足は工夫と楽しみでカバー
飲料・ゼリーでビタミン・ミネラル補給
食べられるもの・場所を増やしながら仕事にも復帰、推し活も満喫
軟らかくゆでてもらった麺で外食を楽しむ
制作:メディバンクス株式会社 『食べられる喜び』応援プロジェクト
※この記事の内容はニュートリー製品をご使用された方の体験談です。摂食嚥下の状態によって対応が異なりますので、使用にあたってはまず主治医・栄養士などにご相談ください。
※内容は2024年8月取材当時のものです。