問題解決する栄養療法⾷品

ドキュメンタリー 
食べられるってすばらしい!

ここで学べること
「食べられない…」を解決し、「食べられる!」を実現するまでのストーリーをお届けします。

舌がんで舌を切除
えんげ食で久しぶりの味に再会!


今泉さんは舌がんの治療後、水分多めのやわらかいものが食事の中心に。普段の食事はおかゆ、卵、豆腐、味噌汁がメインで、肉や魚はなかなか食べられない状況です。普段食べられないものを楽しんでもらうために、今泉さんが食べやすい物性に調整した「えんげ食」の試食会を開催しました。


=前編 取材記事はこちら=


PH01_20240802-20240802-DSC07035_トリミング.png今泉奈緒美さん
佐賀県出身。税理士事務所に勤務。2021年5月に舌がんが見つかり、手術、抗がん剤治療、放射線治療を受ける。
舌の3/4を切除した結果、食べられるものが限られるように。


ねぎとろ寿司


PH02_20241023-1_トリミング.png硬くて食べられないシャリは、ゼリー状のおかゆが作れる粉末を使ってやわらかく仕上げました。
ネタはそのままでも食べやすいねぎとろに。


退院以来初めてのお寿司!


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退院してから初めて、お寿司を食べることができました!


刺身はそのままだと食べられないのですが、ねぎとろなら食べられました。発見です!


焼肉


PH03_20240802-20240802-DSC07027_トリミング.png※葉物は飾りです。


かたちのある焼肉を楽しんでもらうために、牛肉をゼリー化材で固めました!
栄養調整食を使って、普段の食事では摂りにくい栄養素を摂れる工夫も。


PH06_52001_ニュートリーコンク1,000mL_03_nak_001.png焼肉に使用した栄養調整食。


まるでそのものを食べているよう


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以前焼肉に挑戦したときは、やわらかい部位を細かくはさみで切っていただきましたが、これは味も見た目もまさに焼肉! とてもおいしかったです。


ゼリー状になっていて食べやすく、箸で切ってそのままパクパク食べられました。


フレンチトースト


Ph04_20240802-20240802-DSC07140_トリミング.pngパサパサしていてそのままでは食べにくいパンを、しっとりやわらかなゼリー状に。
使用したのはなんと"ゼリー状のおかゆが作れる粉末"。
パン粉と混ぜることで、パンの風味も感じられます。電子レンジだけで作れる簡単メニューです。


キャラメル味で食べやすい


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パンプディングみたいな食感でおいしかったです!


電子レンジだけでできるなら、ぜひ自分でも挑戦してみたいですね。


今泉さんが食べられる喜びを取り戻すまでのストーリーはこちら。


制作:メディバンクス株式会社 『食べられる喜び』応援プロジェクト
※内容は2024年8月取材当時のものです。
※摂食嚥下の状態によって対応が異なりますので、まず主治医・栄養士などにご相談ください。