「食べられない…」お悩みに対して、どのように食べられないのか、その解決策はあるのか?「食べられる喜び」のためのヒント集。
「お粥の“粒”が気になり、食が進まない…」食べる方も作る方も笑顔になれる方法は?
寝たきりで、活動量が減り、会話もままならない妻(70代)の面倒を見ている愛妻家のご主人。お粥を作って食べさせていたものの、米の粒が口の中に残るのか、気になり、うまく食が進んでいない様子。訪問看護師さんに相談すると、お粥の粒が食べにくいことが原因の可能性があると、ミキサーにかけてみては?と提案された。自宅にはミキサーもなく、使ったこともない。そこで、訪問看護師さんが手軽になめらかなお粥ゼリーの素「そく粥つるり」を提案してくれた。
- 解決すべき課題
- お粥を食べる際に、むせたり、咳き込んだりするようなら、食が進まない原因は、どうやら、米の“粒”にあるよう。病院や介護施設では飲み込むのが難しい場合、飲み込みやすいテクスチャーになるよう、ミキサーにかけて調理した「ペースト粥」や「ゼリー粥」が提供されている。ミキサーにかけると飲み込みに優しくなるが、毎日続くことなので食事を準備する側には負担。この手間を軽減できないものか?
- 解決策
- お粥の“粒”が飲み込みにくい場合に、医療機関等で、熱湯を入れて混ぜるだけで飲み込みに優しいゼリー粥が作れる「そく粥つるり」の活用が進んでいる。お粥をミキサーにかけてテクスチャーを調整する手間がなく、在宅現場でも介護者の負担がぐっと軽減される。
問題解決する栄養療法食品
そく粥/そく粥つるり
「食べられる喜び」シリーズ動画集