とろみ自販機の飲料、全種類飲んでみる

とろみ自販機って、聞いたことがあります。ボタンひとつで、いろんな飲み物に自動でとろみがつけられるんですよね⁉ 最近流行っているとか！

今回挑む、このとろみ自販機は現在、全国の市役所や空港、病院などにおよそ160台設置されています。

では早速、とろみありの飲み物を飲んでいきます。

コーヒー（温）

味としては、より豆の香りが強調される感じがしました。

カフェオレ（冷）

美味しい。 コーヒーゼリーを思いっきり混ぜて飲みやすくしたような感じ。

コーンスープ（温）

コーンの甘みが口の中で広がっていて、コーン好きにはたまらないと思います。

ココア（冷）

普段飲んでるココアより、ココアの香りが増して、美味しいですね。

お味噌汁（温）

味噌の香りが閉じ込められていて、口の中に入れた瞬間に、広がる感じがします。

塩とライチ（冷）

ゼリーを思いっきり混ぜて飲みやすくしたような感じです。

抹茶ラテ（冷）

抹茶の感じが、凄い、 ずっと味わっていられる様な感じがします。

緑茶（温）

緑茶のゼリーみたいですごく美味しいです。

とろみボタン付き自販機で楽しめる味は全部で8種類！
食感の変化を楽しみながら、どれも美味しく飲めるんですね。

とろみをつける目的を解明せよ

なぜ飲み物にとろみをつけると思いますか？

やっぱりとろみがつくことで、お腹に溜まりやすくなるかなと思ったのでダイエット食なんじゃないかと思ってます。

正解は？

それは・・・飲み込みにやさしい飲料に調整するため！
飲み物にとろみをつけることで、飲料が通るスピードをゆっくりにしているんです。

とろみをつける目的を解明せよ

このとろみはどうやってついているんでしょうか？
特別に自販機の中をみせてもらいました。

1. 

   飲み物の原料が設置されている隣にとろみ材が入っています。

2. 

   白い粉が出てきました。これがとろみ材の正体です。

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   とろみ材が入ったカップに、飲み物が注がれ混ぜられると、 完成しました。

「とろみ材」と呼ばれる白い粉を混ぜることでとろみがつくんですね！この粉って一体何なんだろう？

自販機に入っている粉の正体は何か、解明せよ

自販機に入っている粉の正体は、全国の病院や介護施設などで使われている、専用のとろみ材です。

今日は、とろみ材の中から、“むせ”や“誤嚥”を防ぐ「ソフティアS」を持ってきました。

ソフティアSは、消費者庁から「えん下困難者用食品」として表示許可を得ています。

病院での使用実績があるか、粘度や性能などの規格基準を満たしているか、など厳しい基準をクリアしているんですよ！

とろみの違いを検証せよ

ここで研究員さんに目隠しをしてもらい、片栗粉でとろみをつけたコーラと、ソフティアSでとろみをつけたコーラを飲み比べていただきます。

実際に見て確認してみましょう。

見た目でわかりますね。片栗粉の方ははもう炭酸がなくて、
ソフティアSの方は、とろみの中に泡が閉じ込められている感じが見て分かります。

ソフティアSは、温かくても、冷たくても、甘くても、塩分が多くても同じ添加量で、同じようなとろみがつきます。そして、飲み物でも“味を変えず”にとろみが付けられる。うれしいですね！
むせや咳き込みのサインがあったり、飲み込みが難しいなど、「どうにかできないか」と思っている人がいたら、えん下困難者用食品のソフティアSを勧めてあげてくださいね。

例えば私の好きな日本酒にもとろみを付けられるってことですよね。あとは流行りのタピオカミルクティーや、ビールなどの炭酸にもOKなので、きっと美味しいんじゃないでしょうか。

今日のとろみの検証はどうでした？

飲み込みが難しい方でも、とろみ付きでいろいろな種類の飲み物が飲めること。飲み込みが難しくない方でも、新食感でおいしく飲めること。素晴らしいですね！